パーテーション遮音性について
気になる遮音性(防音)の違い
会議室の話し声が聞こえる。役員室で重要な話をしたいから、遮音できる部屋を作る。
そんな問題を解決するには、まずは設置場所の条件にあった必要とする遮音性能を知る必要があります。
遮音性能とは
音源からの音を壁などで遮った時に、音が小さくなること(遮音される音量)を数値にしたものです。
例えば右図のように、外側での音量が85dB、内側では26dBのとき、壁(パーテーション)の「遮音性能」は『59dB』となります。(dB=デシベルとは、音の大きさを表した単位です。)
間仕切りにはどのくらい遮音性能が必要か?
聞き取りずらい音量は人によりまちまちですが、20~29dBの音量を無音と感じる(聞こえない)のが一般的なようです。例えば、テレビやラジオの音、普通の会話の音量は60dB程度ですので、それが聞こえないようにするためには、パーテーションに31dB以上の遮音性が必要になります。
パーテーション・造作壁 遮音性能比較
造作壁(LGS) | スチールパーテーション | アルミパーテーション |
---|---|---|
約58dB | 約36dB | 約21dB |
- 施工条件やパネル、造作壁の素材により異なります。表内の数値は目安となります。詳しくはご相談ください
騒音レベルの目安
dB | 騒音レベル |
---|---|
130 | ジェット機の離陸 |
120 | リペット打ち、杭打ち |
110 | 自動車の警笛 |
100 | 電車のガード下 |
90 | 地下鉄の構内、どなり声 |
80 | 交通量の多い道路、騒がしい事務所 |
70 | 大声での会話 |
60 | テレビ、ラジオの音、普通の会話 |
50 | 静かな事務所 |
40 | 畳のすり足 |
30 | 夜の郊外住宅地 |
20 | 木の葉のそよぎ、ささやき声 |