間仕切職人コラム

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オフィスレイアウトのポイント

オフィスの節電対策のポイント

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断熱性の高い二重窓の導入、省エネ性の高いオフィス機器への買い換えは一通り行ったものの、なかなか目標の削減効果を得られないオフィスも多いのではないでしょうか。
照明をはじめパソコンやプリンターなど常に電気が不可欠な状況にある企業では、対策に頭を抱えている現状があります。
エアコンの温度調整、クールビズにウォームビズ、待機電力のこまめなカットやエレベーターの使用制限、ノー残業デイの実施など、努力の割には目に見える効果を実感できないまま節電を強いられることは、社員がストレスをためる原因となってしまいます。

オフィスの節電対策は、無理なく継続できる方法をいくつか組み合わせ、社員一丸となって取り組んでいくことが成功の秘訣です。

必要なところに必要な照明を配置して大幅節電

オフィス照明の数を減らす間引きや蛍光灯からLED照明への切り替えは、多くの企業がいちはやく取り組んだ節電対策のひとつです。
照明の数を減らしたことによって、パソコンのモニターが見えにくくなったと感じる人が少なくないようです。なかには視力の低下や肩こり・腰痛の悪化を訴える社員もでてきました。また、オフィスの雰囲気が悪くなったと感じる人が増えたようです。
オフィス全体の電力消費のうち約4割が照明といわれており、すぐに節電効果を実感できる方法ではありますが、心身への影響などのデメリットを理解したうえで対策する必要があります。

ワークエリアのうち明るくする必要があるのは机上や作業スペースなどで、自然光の入る場所や通路、壁面などは薄暗い照明で十分です。
このような、必要な場所に適切な照明を配置する「タスク・アンビエント照明」という照明方式が節電に貢献できることから少しずつ注目され始めています。
タスク・アンビエント照明とは、周辺(アンビエント)の明るさは必要最低限の照度を確保し、作業のための明るさはタスク照明で机上を照らす方法です。天井から十分な明るさを確保する従来の照明よりも、周辺と机上の照明を分けて考える事により、少ない消費電力で机上を明るく照らせます。
窓面では自然光を活用する事により照明の明るさをエリアごとに調整することができますので節電効果が期待できます。

パソコンの電力消費を抑えるポイント

OA機器による電力消費は、オフィス全体の約3割と、照明に次いで高い割合となっています。OA機器のうちパソコンが消費する電力は約4割といわれており、サーバーを所有している場合はさらに跳ね上がります。
使用するパソコンの台数が増えれば増える程、モニターの明るさ調整やスリープモードの活用はもちろんのこと、退社時のシャットダウンの習慣化や不要な待機電力のカットなどの管理が必要になります。

パソコンは機種によって電力消費が異なることもポイントです。
例えばデスクトップパソコンを全てノートパソコンに変えた場合、最大約8割の電力消費をカットすることができるといわれています。
また、最新の機種やOSでは処理能力の向上やスリープモードへの自動切換機能により、節電効果を得ることができます。スリープモードからの復帰も改善されており、待ち時間にストレスを感じることなく作業に戻ることができます。