快適なオフィスに必要な条件とは?
オフィスの快適さは仕事の質を上げるためにも欠かせないものです。オフィスの環境が良好であれば従業員も働きやすくなりますので、快適な職場づくりに欠かせないいくつかのポイントをご紹介します。
オフィスの換気、空調に気をつける
オフィスを快適な空間にする為には、室温が快適な温度を保っている事が重要です。
暑すぎたり寒すぎたりするとそれだけで仕事に集中できなくなってしまいますので、エアコンの温度調整だけでなく、定期的に換気をしてオフィス内の空気の入れ替えをしましょう。
そのためには、定期的な換気がしやすいようなレイアウトにしておく事も重要です。外気を取り入れる窓が書棚で開けにくいといった事がないように、人の動線だけでなく空気の流れも考慮してレイアウトを行いましょう。
観葉植物を置く
観葉植物には、置くだけでオフィスの印象をガラッと変える力があります。観葉植物には自然植栽と人口植栽があり、それぞれメリット・デメリットがありますので、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。
自然植栽の場合、消臭効果や香りによる癒し効果などの、自然の植物ならではのメリットがある反面、落ち葉などの掃除や水やりの手間などがかかるというデメリットもあります。
人口植栽の場合には自然植栽のようなデメリットはありませんが、やはり人工的に作られた植物なので、自然の植物にあるような香りによる癒し効果などが乏しいという点はデメリットです。
リラックスできるリフレッシュスペースを用意する
人間の集中力は若い人でも90分程度しか続きませんので、一日の仕事の質を高める為には、定期的に気分転換をする必要があります。
そんな時にリフレッシュできるスペースがあれば、仕事の合間に気分転換をするだけでなく、従業員同士が集まりコミュニケーションの活性化にも繋がります。
集中できるデスク環境を整える
大勢の従業員がいるオフィスは、話し声やコピー機の音、電話の音などでザワザワしているものですが、こういった音は人間が一番気になる騒音だと言われています。
作業に集中しなくてはいけない事が多い部門と、電話をする機会の多い部門が隣接していると、集中力を高める妨げになってしまう可能性があります。
そういった場合には、遮音性の高いパーテーションで電話が多い部門との間を間仕切りすることで、作業に集中できる環境を整える事ができます。
また、個々の従業員のデスクスペースに余裕を持たせる事も重要です。
人間は「この範囲内に人がいると集中できない」というパーソナルスペースと呼ばれる範囲を持っていると言われています。
個々のデスクスペースは、できるだけ広々とした空間になるように工夫する事が重要です。
職場内の環境を快適にすることで作業効率は大きく改善します。それぞれが円滑に業務を行える配置にすることが第一ですが、さらに快適な職場環境にするために、備品を整えたり、レイアウトにも工夫をしたりするようにしましょう。