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間仕切職人コラム

オフィスレイアウトの基本をマスターする

オフィスのレイアウトを考えるとき、どんなレイアウトにするべきなのか分からないというも多いと思います。
オフィスの移転やレイアウトの変更といった機会は滅多にありませんので、分からないことが多いのも当然と言えます。

一度レイアウトを決めてから配置し直すとなるとかなり手間がかかりますので、あらかじめオフィスレイアウトの基本を知っておくことは重要です。
ここでは、オフィスレイアウトの基本についてご紹介します。

オフィスレイアウトの基本1:通路を確保する

デスクや書棚などを配置していく際に忘れがちなのが、十分な幅の通路の確保です。
デスクやイスなどを置くスペースはしっかりと計算していても、そこに人が通ることを計算せずに配置してしまい、狭い通路を歩かなければならなった、といったことは往々にして起こります。

オフィスが狭く、どうしてもスペースの確保が難しいこともありますが、デスクとデスクの間は、人が通れるように最低50cmは離しておくようにレイアウトをしましょう。

デスク間の通路幅のイメージ図

上記左図のように、デスクを横に並べた際の通路は、最低でも50cmの幅が必要です。
人がすれ違えるような通路を確保する場合には、1.2m程度は幅を持たせてレイアウトをするようにしましょう。

オフィスレイアウトの基本2:応接室はゆとりを持って

応接室はお客様を通す場所ですから、窮屈さを感じさせてはいけません。とくにテーブルとイスのレイアウトには余裕を持たせることが大切です。

テーブルとイスとの間隔は40cm程度あける事ができれば標準的な応接室のスペースと言えます。もし間隔を50cmにできれば、かなりゆとりのあるスペースが作れます。

しかし、部屋があまり広くなく50cmのスペースを確保することが難しい場合、最低でも30cmあれば快適さは保たれると言われていますので、部屋の広さに合わせて配置するようにしましょう。

オフィスレイアウトの基本3:コピー機の位置

オフィスに欠かせないコピー機やプリンタの位置についても注意しましょう。
コピー機を頻繁に使用する人から遠い位置に配置すると、作業の効率が下がってしまいます。

あらかじめコピー機やプリンタを頻繁に使用する人や部署を把握しておき、できるだけそういった人達の近くに配置するようなレイアウトにすると良いでしょう。

もし全員が同じくらいの頻度で使用する場合、オフィスの隅ではなく中央にコピー機を配置するレイアウトがおすすめです。

また、コピー機の前には人が余裕を持って立てる程度のスペースを確保しておく事も忘れないようにレイアウトをしましょう。

このように、オフィスレイアウトの基本は「十分なスペースを確保する事」だと言えます。
オフィスの広さによっても基準は異なりますが、スペースを上手に利用してレイアウトすることにより、その後の快適さや業務効率が変わってきます。

人間が快適に感じるスペースを知り、働くスタッフやお客様が快適に過ごせるようなレイアウトにしましょう。

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